
今年も黒田家代官屋敷の梅まつりの季節になりました🌸
2025/2/20(木)〜2/22(土)の期間は竹あかり展が開催されます。長屋門・母屋前・お堀周辺の遊歩道に設置された約400本の竹灯籠が梅まつり期間中の3日間限定で灯ります✨
また、代官屋敷の梅まつりが終わると、3月には高天神社例大祭があります。菊川市内にも高天神城に関する歴史が幾つかありますので、高天神城にも忘れずに行ってください😊
なお、東北大学総合知デジタルアーカイブにて、江戸時代の大身旗本 本多日向守知行所の絵図が公開されています。本多日向守が知行していた下平川村(黒田家代官屋敷)や東横地村(東横地陣屋)などの当時の様子が分かります。黒田家代官屋敷資料館では、「東横地陣屋 絵図」と古文書が公開されていますので、合わせてご覧ください。
■本多日向守知行所繪圖 東北大学総合知デジタルアーカイブ
【大身旗本 本多助久の歴史】
寛政重修諸家譜 第4輯 巻第六百九十二によると、旗本 本多助久は本多広孝の子孫にあたり、本多広孝の長男康重は高天神城包囲網として築かれた高天神六砦の一つ能ヶ坂砦を守っていたようです。本多助久は宗家の本多利長と共に久能山東照宮の普請を行ったり、新居関所奉行を務めたようで、静岡県にもゆかりがある人物かと思います。
・寛永15年、将軍家光に拝謁する。
・正保2年5月に父忠利の遺領から4560石を賜り、6月に采地を城東郡に移される。
・正保3年采地に行くことを願い出て許される。
・宗家利長と共に久能山東照宮の普請を行う。
・寛文3年新居関所番になる。牛込の法正寺に葬る。妻は大河内久綱の女。
Comments