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志味堂
しみどう
〒437-1514 静岡県菊川市下平川志味堂2628-2
*志味堂は堂宇の名前が地名となる
*志(し)瑞(ずい)自治会に属す。志瑞の名称は二つの地域名「志味堂」と「瑞泉ヶ谷」の二文字から名付けたもの。
本尊:延命地蔵菩薩(えんめいじぞうぼさつ)
木彫、彩色、半座姿で左足を床におく、右手に錫杖、左手に宝珠、座高約二尺、足元から身丈約三尺「地蔵菩薩半跏像」
《志味堂資料》
建立:明和7年(1770)推定
現在も使われている梵鐘に数人の名前が記されている。その内の一人が明和7年 以前に現存することが解明。
梵鐘:嘉永三年(1852)(小型の梵鐘で堂内に保管 )
寄贈者:相羽仙三郎、宮城甚蔵、相羽藤次郎、相羽長兵衛、相羽勝蔵、鈴木甚輔、鈴木平次郎
修復:昭和58年亥(1983)本尊、厨子の大修理。西村二十軒の寄付者名が記録されている。平成7年(1995)祠堂の屋根瓦の葺き替え工事。道路補修
伝統行事:お施餓鬼供養
12年に1回、亥年だけの本尊ご開帳
城飼郡三十六ヶ所 三十四番札所 ⇨⇨【城飼郡三十六ヶ所地蔵菩薩】
伝説①:流行病を防ぐ目的で近郷の3人の人により地蔵尊が寄進された。
記憶①:平成5年、近隣にお住いの鈴木憲雄さんが菊川病院に入院された。命にもかかわる重体におかされた時、夢枕に地蔵尊が現れた。それをご家族に話され、ご家族は懸命に当地蔵尊をお祈りされました。その後快復に向かわれ、今は以前にも増してお元気になられた。(平成7年2月 相羽良朗 記)
記憶②:静岡市在住のふじ子さんという人が、大変な悩みに苦しまれ、物見に見て貰ったところ、小笠町にある延命地蔵尊にお参りしなさい、と言われた。あちこちと探し、当地蔵尊に辿り着き、お参りされ、大変喜んでお帰りになられた。(平成7年2月 相羽良朗 記)
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